auのような大手通信キャリアのSIMではなく、格安SIMをスマホに挿して使う場合、データ通信量に注意しなければなりません。
スマートフォンでのデータ通信量は、ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、音楽のストリーミング、ゲームのダウンロードなどによって消費されます。データ通信量は通信速度や画質、ダウンロードするコンテンツの種類によっても異なります。一般的に、動画の視聴や音楽のストリーミングなどは、多くのデータ通信量を消費するため、注意が必要です。
スマホのデータ通信量を把握する方法としては、スマートフォンの設定画面からデータ通信量を確認する方法や、通信事業者のアプリを利用してデータ通信量を確認する方法があります。また、通信量制限のかかるプランや、制限を回避する方法についても知っておくと良いでしょう。
自分の利用状況に合わせて、通信量制限のかかるプランや制限のかからないプラン、または高速通信が利用できるプランなどを選ぶことが重要です。
データ通信量とは
データ通信量とはスマホとネット間でどれぐらいのデータが送受信されたのかというものです。
格安SIMの場合、モバイルデータ通信には基本的に二つの制限が存在します。
まず、4Gや5Gといった高速回線の利用についてですが、格安SIMの契約プランによってデータ通信量の制限が設定されています。たとえば、高速回線が1GBのプランの場合、モバイルデータ通信の転送量が1GBを超えた時点で、その月は高速回線を使うことはできなくなります。
契約データ通信量を超えた場合
契約しているデータ通信料を超えた場合、どうなるのかというと200KB程度の速度に抑えられた回線しか使えなくなる。または、自動的に次の料金体系に値上がりします。
auのような大手携帯キャリアにも同じような制限がありますが、
高速回線のデータ通信量が1GB単位で値段が変わるスマホミニプランや、30GB~80GBまでの使い放題プランなどがあります。
なので、その点では大手携帯キャリアの方が高速回線の利用量は余裕があるといえるでしょう。
格安SIMでもデータ通信料大容量プランがある
ただ、格安SIMもプランによっては月20GBまで使えるなど、高速回線を使えるものがあるので、大手携帯キャリアと十分対抗することができます。
格安SIMの通信量にはもう一つ制限があります。
それは200KB程度の低速回線を使いすぎた場合です。
目安としては三日間で360MBという場合が多く、もしその量を超えてしまうとメールの送受信でも遅く感じるぐらいの速度規制をかけられてしまいます。これほど極端な速度制限はauのような大手携帯キャリアにはないので、その点でははっきりと大手携帯キャリアに軍配が上がります。
データ通信量の目安
ただ、具体的な数字を出されても、自分が利用するデータ通信量がどれぐらいなのかまったくわからないという人も多いでしょう。
なので、もっとわかりやすく書いてみると、1GBというデータ量は大手ポータルサイトを4000回から5000回表示すると使い切ってしまう程度の量です。
低速回線の三日間の制限である360MBであれば、だたいこの三分の一です。
ただ、格安SIMに設定されている高速回線の利用分は月一回、リセットされるので、数千回表示できるのであれば十分といえます。
データ通信量の目安
YouTubeで動画をストリーミング再生した場合は、画質を調整したら時間は変わりますが
1GBでだいたい1~3時間程度の再生が可能です。
TikTokは、画質が一定なので、おそよ2時間程度視聴できます。
インスタライブでは、3時間程度の視聴が可能。
低速回線だとその三分の一ですが、そもそも格安SIMの低速回線だと動画のストリーミング再生はかなり厳しいので、高速回線の割り当てを使い果たしたら、その月は動画視聴は難しいということになります。
上記のデータ量よりも毎月のデータ通信利用量が少ないのであれば、格安SIMの1GBプランで問題ありません。
コメント